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熱中して読めるおもしろい海外詩集の選び方とおすすめ人気作品ランキング30選

世界中の豊かで美しい感性に触れることができる「海外の詩集」。どことなく難しそうというイメージがあるかもしれませんが、原詩に忠実に訳したものなら読みやすく、作者の気持ち・思いを感じとることができます。しかし、いざ読んでみたいと思っても、ゲーテ・ハイネ・プレヴェール・リルケボードレールワーズワースなど、海外の有名な詩人はたくさん。そのうえ、どれも非常にバラエティに富んでいるため、どんな作品が自分に合っているのか、なかなかピンときませんよね。

 

数ある海外詩集の中から厳選した30作品を、人気ランキング形式でご紹介します。詩は、落ち込んだ時・うれしい時・寂しい時などいろいろなシーンで、共感したり背中を押したりしてくれるもの。ぜひたくさんの詩の中から、自分の心に響く素敵な詩に出会ってみてくださいね。

 

【海外詩集の選び方】

まずは、海外の詩集を選ぶときのポイントからご紹介します。ご自分に合った選び方で、お気に入りの詩集に触れてみましょう。

《好きな詩人・知っている詩人から選ぶ》

有名な詩人や学校の教科書に出ていた詩人など、耳にしたことのある詩人の詩集から選んでみましょう。全然知らない、と思っていても、例えばランボオボードレールリルケなど、きっと1度や2度は聞いたことのある詩人がいるはずです。まずは聞いたことのある詩人の詩集から読みはじめ、気に入ったら同じ詩人の、他の詩集を探してみるとよいでしょう。逆に、どうもピンと来ないというときは、他の詩人の詩集にしたりと気楽に選んでみてくださいね。

 

・迷ったときはアンソロジーがおすすめ

詩人のことをあまりよく知らない、どうしても迷ってしまうというときには、アンソロジーを選んでみましょう。有名な詩人の詩を集めて編集した詩集のほか、アメリカの詩人の詩集、ドイツの詩人の詩集など国別の詩集も出版されています。アンソロジーなら、いろいろな詩人の詩を一度に読めるので、初めて詩集を読む方には特におすすめです。一度は耳にしたことのある詩があれば、親しみやすくなりますね。そこで好きな詩人に出会うとさらに世界が広がります。

 

《語学の勉強も兼ねたいなら原文・対訳付きを》

外国の詩集ですから、原文ではどのように書かれているのかなと気になることがあります。とは言え、すべてを原文で読むのは大変ですよね。そんなときには、対訳付きの詩集を選べば、日本語訳を確認しながら読むことができます。原文と対訳を見開きで掲載してあるものなら、語学の勉強にも役立つでしょう。日本語で味わってから、原文の詩を読んでみると、また異なった印象を持つことができ、新しい発見があるかもしれませんよ。

 

【熱中して読めるおもしろい海外詩集の選び方とおすすめ人気作品ランキング30選】

それではここからは、おすすめの海外詩集30選を人気ランキング形式でご紹介します。気になる詩集があったらぜひ手に取ってみてくださいね。

 

30位:新潮社 ヴェルレーヌ詩集

詩人 ヴェルレーヌ

編集・翻訳 堀口 大学(訳)

原文・対訳 ×

発表年 1950年

アンソロジー ×

《波乱万丈の人生を送ったヴェルレーヌの美しい言葉》

フランスを代表する詩人の1人、ヴェルレーヌデカダン派の詩人としても有名です。文語が使われていることもあるため、多少難しく感じるかもしれませんが、詩の言葉はどれも美しく、堀口大学の訳がまたさらに魅力を深めています。ヴェルレーヌの波乱万丈の、というよりハチャメチャな生涯は誰もが驚くべきところ。特にランボオとの関係などは複雑です。こういった人生を送った詩人だからこそ、美しい言葉を生み出すのかもしれません。

 

 

 

29位:いそっぷ社 世界の名詩を読みかえす

詩人 ー

編集・翻訳 飯吉 光夫ほか

原文・対訳 ×

出版年 2002年

アンソロジー 〇

《小学生から読める、海外のアンソロジー詩集》

世界中の有名な詩を45編集めた、イラストが印象的な詩集です。海外詩アンソロジーはほかにもありますが、小学生でも読める詩集はなかなかありません。このアンソロジーは高学年くらいの子から読めるように編集されているうえ、イラストが美しく、詩に興味を持ったお子さんにもおすすめです。もちろん大人の方でも、気楽に読んで楽しむことができますよ。

 

 

 

28位:岩波書店 フランス名詩選

詩人 フランスの詩人

編集・翻訳 安藤元雄(編)ほか

原文・対訳 〇

出版年 1998年

アンソロジー 〇

《フランス語の勉強にもなる詩集》

日本でも人気のあるフランスの詩人、ボードレールランボー・バレリーやコクトーなど60人の詩人の詩を掲載した詩集。詩は100編あり、原文と対訳を見開きで読むことができます。そのため、フランス語の勉強として読むのもおすすめです。原語を音読すると、日本語で味わうのとは異なる詩の魅力に気づくことができますよ。

 

 

 

27位:平凡社 ジプシー歌集

詩人 ロルカ

編集・翻訳 会田 由

原文・対訳 ×

出版年 1994年

アンソロジー ×

《ジプシーの心に触れる》

ロルカは、1898年に生まれ1936年にこの世を去ったスペインの詩人です。『血の婚礼』でロルカの名前を知っている方もいるかもしれません。ジプシー歌集は、普段なかなかうかがい知ることのできないジプシーの人々の生活や、思いに触れることができます。ロマンセ(民謡)という詩の形式を取り入れた詩はリズミカルで読みやすく、そして言葉ひとつひとつが胸に響く、不思議な魅力の詩集です。

 

 

 

26位:岩波書店 アラブ飲酒詩選

詩人 アブー ヌワース

編集・翻訳 塙 治夫

原文・対訳 ×

出版年 1988

アンソロジー ×

《お酒好きなら読みたい!アラブのお酒の詩》

アブー・ヌワースという詩人は8世紀から9世紀にかけて活躍した詩人で、お酒が大好きで詩にまでしてしまったほど。「酒の詩人」とも言われていました。はるか昔の詩人ですが、今読んでもお酒好きな方はなんとなく共感を覚えてしまうかもしれませんね。お酒と少々のエロスが混ざった詩は非常に享楽的であり、人間らしさにあふれていて、ある時はおかしく、ある時はあきれながら読み進める1冊。お酒好きも、そうでない方も楽しめる詩集です。

 

 

 

25位:新潮社 コクトー詩集

詩人 ジャン・コクトー

編集・翻訳 堀口 大學

原文・対訳 ×

出版年 1954年

アンソロジー ×

堀口大學の訳で、コクトーに浸る》

「私の耳は貝の殻…」の一節を読んでコクトーファンになったかたもいるくらい、印象的なフレーズ。これは堀口大學が訳したものです。堀口大學の訳については好みがあるかもしれませんが、堀口大學だからこそコクトーの良さを引き出しているのかもしれません。まずは堀口大學の訳したコクトーに浸ってみてください。

 

 

 

24位:フレーベル館 ワイズ・ブラウンの詩の絵本

詩人 ワイズ ブラウン

編集・翻訳 木坂 涼

原文・対訳 ×

出版年 2006

アンソロジー ×

《大人の心も癒してくれる詩の絵本》

作者のマーガレット・ワイズ・ブラウンは『おやすみなさいおつきさま』で有名な絵本作家です。子供たちのために書いた詩ですが、リズミカルで心温まるやさしい言葉とイラストは、大人の心もほっと癒してくれます。子供と一緒にイラストを眺め一緒に声に出して詩を読む、そして子供が寝た後1人で読むなどいろいろな楽しみ方ができます。ちょっとお疲れ気味、という時にぜひ開いてみてくださいね。

 

 

 

23位:新潮社 バイロン詩集

詩人 バイロン

編集・翻訳 阿部 知二

原文・対訳 ×

出版年 1951年

アンソロジー ×

バイロンのロマンチックで情熱あふれる詩》

情熱的な、そして繊細な感性をもつバイロンをじっくり味わうことができる詩集です。バイロンは、19世紀に活躍したイギリスの貴族でありロマン主義の詩人。かなりもてたらしく、数多くの女性との恋愛遍歴があることでも知られています。その一方で、ギリシャ革命にも深くかかわるなど、波乱に満ちた人生を送りました。ギリシャの地で熱病にかかり、36歳という若さでこの世を去ったバイロンの言葉には、心揺さぶられるかもしれません。

 

 

 

22位:岩波書店 中国名詩集

詩人 中国の詩人

編集・翻訳 井波 律子(編)

原文・対訳 ×

出版年 2018年

アンソロジー ×

《中国の歴史に思いを馳せて、漢詩を楽しむ》

古くは前漢劉邦から始まって、李白杜甫など漢詩で有名な人物から、なんとあの毛沢東の詩まで137首もの名詩を掲載。中国の女性詩人の詩も入っているのが興味深いところです。一堂に集まった中国の詩を読むと、漢文の授業で習った時とはまた異なった印象を持てそうですね。中国史と照らし合わせながら、詩を読むのも楽しいでしょう。

 

 

 

21位:岩波書店 ドイツ名詩選

詩人 ドイツの詩人

編集・翻訳 生野 幸吉(編)・檜山哲彦(編)

原文・対訳 〇

出版年 1993年

アンソロジー ×

《ドイツの詩を堪能できる原文・対訳付き》

左ページに原詩、右ページに日本語訳詩と見開きで読めるようになっています。ドイツ語を勉強している方にもおすすめですよ。ここから好きな詩を見つけて深く読み進めたり、その詩人の詩集を読んだりと世界を広げていけそうです。日本でも馴染みのあるゲーテ・ハイネ・リルケといった詩人の詩をはじめ、ブレヒトツェランといった現代詩人まで38人の詩を82篇収録しています。味わい深いドイツの詩の世界を楽しめますよ。

 

 

 

20位:岩波書店 対訳 ワーズワス詩集 イギリス詩人選3

詩人 ワーズワス

編集・翻訳 山内 久明(編)

原文 △(一部原文あり)

発表年 1998年

アンソロジー ×

《ワーズーワスの詩で心を温めたい》

イギリス・ロマン主義の詩人ワーズーワス。刺激的な言葉が並ぶわけではありませんが、自然詩人といわれただけに、読むだけで気持ちが穏やかになることができます。ワーズーワスが読んだ自然の光景に思いをはせながら、疲れた時などに開きたい詩集です。一部原文も出ているので、英語の勉強にも活用できますよ。

 

 

 

19位:岩波書店 地獄の季節

詩人 ランボオ

訳者 小林秀雄

原文・対訳 ×

出版年 1970年

アンソロジー ×

《詩の言葉が持つ力を実感できる》

さっと読む詩集というより、ランボオの言葉ひとつひとつを心に突き刺しながら読む、という詩集です。特に若い方が読むと、その真っ直ぐな言葉に大きな衝撃をうけるかもしれません。翻訳は小林秀雄で、この翻訳だからこそランボオの言葉が生き生きと伝わるという批評も多数。ランボオファンのみならず、小林秀雄ファンにもうれしい詩集です。

 

 

 

18位:岩波書店 ギリシア・ローマ抒情詩選―花冠

詩人 古代ギリシャ詩人

編者・訳者 呉 茂一(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1991年

アンソロジー ×

古代ギリシャ・ローマ人の思いを、長い時を経て読む》

ギリシャ・ローマの詩が読める、ということにまずロマンを感じます。サッポオ・アルクマアン・アナクレオーンなどのギリシャ詩人の詩、ホラーティウスなどのローマ詩人の詩、他にエジプトの詩などを収録した詩集です。タイトルにある「花冠」は「ステパノス」といって、優れた詩歌を集めたもの、という意味があります。目次の外来語が、カタカナではなくひらがなで書かれているのもなかなか興味深いですね。地名人名一覧や作家名鑑がついているので、確認しながら読むことができます。

 

 

 

17位:岩波書店 イギリス名詩選

詩人 イギリスの詩人

編集・翻訳 平井 正穂(編)

原文・対訳 〇

出版年 1990年

アンソロジー 〇

《イギリスの詩で英語を学べる、イギリス詩入門詩集》

スペンサーやシェイクスピア、エリオット・ブランデンなどイギリス詩人のアンソロジーです。見開きで左ページに英文、右ページに訳文というスタイルなので、英詩のリズムと訳のリズムを確認したり、訳し方を確認したりと、英語の勉強にも向いています。イギリス出身の多くの詩人について知ることができること、そしてテーマも愛や死生観・戦争など幅広いので、イギリス詩の入門編としてもおすすめの詩集です。

 

 

 

16位:新潮社 シェリー詩集

詩人 シェリ

編集・翻訳 上田 和夫(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1980年

アンソロジー ×

《イギリス19世紀のロマン主義を生き抜いた、シェリー》

あまりなじみのない名前ですが、19世紀イギリスのロマン主義文学における代表的な詩人です。シェリーの詩の『西風の賦』の一節「冬来たりならば春遠からじ」は、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。自由を愛し、その思いのあまり大学を追放されたという過去も有名。熱く、それでいて繊細な言葉が並ぶ詩を味わえる詩集です。

 

 

 

15位:岩波書店 アメリカ名詩選

詩人 アメリカの詩人

編集・翻訳 亀井 俊介・川本 皓嗣(編)

原文・対訳 〇

出版年 1993年

アンソロジー 〇

《アメリカの名詩100選が読める》

17世紀・18世紀の植民地時代、そして20世紀までのアメリカの名詩を一気に100選も読むことができます。時代の流れと、詩の変化を楽しむことができるうえ、左ページに原文が載っているので、英語のリズムで読めるのも魅力。英訳の勉強にもなりますね。収録している詩人は、ポーをはじめホイットマン・ディキンスンなどアメリカを代表する詩人に加え、カウボーイソングも入っている興味深い詩集です。

 

 

 

14位:思潮社 シェイクスピア詩集

詩人 シェイクスピア

編集・翻訳 関口 篤(編)

原文・対訳 △(一部原文あり)

出版年 1992年

アンソー ×

シェイクスピア入門の詩集》

どの作品にも解説がついているので、初めてシェイクスピアの詩を読む方に特におすすめの詩集。有名な作品やセリフには原文が掲載されているのがうれしいところです。また、『ハムレット』『ロミオとジュリエット』などの有名戯曲も載っているので、シェイクスピア作品の全体像をつかむことも可能。まさにシェイクスピア入門にもってこいの詩集です。

 

 

 

13位:新潮社 ヘッセ詩集

詩人 ヘッセ

編集・翻訳 高橋 健二(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1950年

アンソロジー ×

《詩人になりたかった作家、ヘッセの思いを読み取る詩集》

1877年生まれのドイツの詩人ヘッセは、ノーベル賞作家であり、小説家のイメージが強くあります。しかし、実はヘッセは詩人になりたいと強く願っていました。ヘッセが18歳のころに出した処女詩集や、70歳ごろの晩年の詩集からいつくか抜萃した詩がまとめられています。内省的で淡々とした詩は、疲れたり悩んだりしている人の心にしみわたるでしょう。

 

 

 

12位:KADOKAWA/メディアファクトリー まぶしい庭へ

詩人 ディキンスン

編集・翻訳 ないとう りえこ(訳)

原文・対訳 ×

出版年 2014年

アンソロジー ×

《ターシャ・デューダーのイラストが美しいディキンスンの詩集》

エミリ・ディキンスンは1830年生まれのアメリカの女性詩人。「アメリカ文学史上の奇跡」と称えられる作品の多くは、死後発見されたものです。詩の内容は甘美なものではなく、むしろ強い意志が伝わってきます。ディキンスンの生涯を思うと、また格別に言葉の重みを感じられることでしょう。こちらは詩画集なので、ディキンスンの詩に興味がでたら、たくさんの詩が収録してあるものを読んでみてください。ちなみに、印象的なイラストは、ディキンスンの詩を愛していたターシャ・デューダーによるものです。

 

 

 

11位:岩波書店 シカゴ詩集

詩人 サンドバーグ

編集・翻訳 安藤 一郎(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1957年

アンソロジー ×

《シカゴという街への愛を感じる詩集》

サンドバーグ1878年シカゴ生まれの詩人です。かつてのシカゴの活気、そこに住む人々の息遣い、活気などを、この1冊の詩集から感じ取ることができます。都市を詩として詠むというのは、その地への愛情、嫌悪感など様々感情があるからこそできるもの。シカゴに行ったことのある方や滞在したことのある方は、ご自分の見たシカゴと比べてみると面白いかもしれません。

 

 

 

10位:新潮社 ゲーテ詩集

詩人 ゲーテ

編集・翻訳 高橋 健二(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1951年

アンソロジー ×

ゲーテの言葉を堪能できる詩集》

ゲーテが残した多くの詩の中から、何編か抜萃されている詩集で、わかりやすく翻訳されています。ゲーテを読むのが初めて、というゲーテ初心者の方におすすめです。ゲーテの詩といえば『魔王』が大変有名ですよね。音楽の教科書に、必ずといっていいほど出ているシューベルトの魔王。あの詩はゲーテによるもので、『野ばら』も同じくゲーテの詩でシューベルトの作曲です。そう考えると意外と身近な詩人ともいえますね。

 

 

 

9位:岩波書店 リルケ詩集

詩人 リルケ

編集・翻訳 高安 国世(訳)

原文・対訳 ×

出版年 2010年

アンソロジー ×

リルケの初期から最晩年の詩を一度に読める》

1875年から1926年の生涯で作ったリルケの詩を、初期から最晩年まで読むことができる詩集です。『オルフォイスに寄せるソネット』は全編読めるようになっています。リルケの詩の変化もわかるようになっているので、リルケの詩を初めて読む方におすすめです。リルケの詩は様々な方が訳していますが、こちらの訳は特にわかりやすいですよ。

 

 

 

8位:実業之日本社 読まずに死ねない世界の名詩50編

詩人 -

編集・翻訳 小沢 章友(編集・翻訳)

原文 ×

発表年 2017年

アンソロジー 〇

《世界中の有名な詩を一度に読める!》

どんな詩集がいいのか、詩人がいいのかまだよくわからない方におすすめのアンソロジー。ニーチェゲーテをはじめ、シェイクスピア・ダンテなど有名な詩人の詩を集めています。この中に自分の心に響く詩や、好きな詩人がきっと見つかるでしょう。イラストがきれいなこの詩集、通勤通学の電車の中で開いたり、眠る前のひと時にお気に入りの詩を読んだりといろいろな楽しみ方ができそうです。

 

 

 

7位:新潮社 ハイネ詩集

詩人 ハイネ

編集・翻訳 片山 敏彦(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1951年

アンソロジー ×

《たくさんの歌になっているハイネの詩を味わう》

ハイネの詩は、歌になっているものも多く、誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。代表的なものに『ローレライ(リスト)』『歌の翼にのせて(メンデルスゾーン)』『詩人の恋(シューマン)』などがあります。美しい言葉、そして旋律が思い浮かびそうですね。そんなハイネの詩は、甘美だけではなくどこか悲しみのようなものもにじみ出てきています。ハイネはドイツに生まれた詩人ですが、祖国ドイツを追われ亡命先のパリで没したからかもしれません。

 

 

 

6位:岩波書店 人生処方詩集

詩人 ケストナー

編集・翻訳 小松 太郎(訳)

原文・対訳 ×

出版年 2014年

アンソロジー ×

《疲れてしまった大人のための詩集》

人生処方とタイトルにあるだけあって、あれこれと疲れてしまった大人のための詩集です。口コミによると、時にはあまり効果のない場合もあるようですが、それはそれで面白く、ついまた開いて読んでしまう、そんな不思議な魅力のある詩集です。ケストナーといえば『エーミール』『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』など、児童文学のイメージが強いのですが、大人のためには詩集を作ってくれたのですね。

 

 

 

5位:岩波書店 失楽園 上 赤 206-2

詩人 ミルトン

編集・翻訳 平井 正穂(訳)

原文・対訳 ×

出版年 1981年

アンソロジー ×

《イギリスの長編叙事詩、腰を据えて読みたい》

読んでみたいと思っても、難解で長いというところから敬遠していた方も多いかもしれません。しかし訳が読みやすく、思ったよりすんなり読めるため、この機会にぜひ読んでみることをおすすめします。詩を読むというよりも、壮大なストーリーを読んでいくという印象。読みごたえはかなりあります。上下巻そろえてじっくりと味わってくださいね。

 

 

 

4位:サンクチュアリ出版 最後だとわかっていたなら

詩人 ノーマ コーネット マレック

編集・翻訳 佐川 睦(訳)

原文・対訳 ×

出版年 2007年

アンソロジー ×

《大切な人にいますぐ連絡を取りたくなる》

9.11テロをきっかけに世界中の人に読まれた詩集。大切な人は、家族・友達・恋人、あるいはペットなど人それぞれ。読んだあとは、大切な人に自分の思いを伝えたくなることでしょう。すでに大切な人とはもう会うことができない、そんな方の気持ちも温かく包んでくれます。ぜひ大切な人を思い浮かベながら、読んでみてください。

 

 

 

3位:筑摩書房 ボードレール全詩集1 悪の華、漂着物、新・悪の華

詩人 ボードレール

編集・翻訳 阿部 良雄

原文・対訳 ×

出版年 1998年

アンソロジー ×

ボードレール入門に最適な詩集》

悪の華』を中心としてまとめられたこの詩集は、ていねいな解説がついています。悪の華はどうも難しくて、と初めてボードレールを読む方にもとっつきやすい詩集です。何度も繰り返し読むことで、より深く理解できることでしょう。美術・文学だけでなく、さらには音楽の批評家でもあったボードレール。詩の言葉に、大きな刺激を受けてしまいそうです。

 

 

 

2位:岩波書店 ポー詩集 対訳 アメリカ詩人選

詩人 ポー

編集・翻訳 加島 祥造(編)

原文・対訳 〇

出版年 1997年

アンソロジー ×

《ポーの詩を、原文とともに味わうことができる》

対訳になっているうえ、解説もついているのでポーの詩を英語で読んでみたい方に特におすすめです。ポーといえば、ミステリー小説家ととらえている方も多いですが、多くの詩も残している、19世紀アメリカの代表的な詩人でもあります。テーマは「愛の喪失への哀しさとそれを追う夢」。ポーの悲しみとは何かを考えながら、詩を味わってみてください。

 

 

 

1位:岩波書店 プレヴェール詩集

詩人 プレヴェール

編集・翻訳 小笠原 豊樹(訳)

原文・対訳 ×

出版年 2017年

アンソロジー ×

《行間からフランスの香り漂う詩集》

行間にフランスの香りがしてくるような、パリの風景が浮かぶような、何とも言えない不思議な魅力に何度もページをめくってしまう詩集。難解な言葉や表現もほとんどないのに、読む人に感動を与える言葉のセンスに脱帽です。プレヴェールといえば、シャンソンの「枯葉」が有名です。そして『天井桟敷の人々』『霧の波止場』などの脚本家としても知られています。「枯葉」をかけながら読むのも素敵ですね。

 

 

 

【まとめ】

読みたくなる海外詩集は見つかりましたか。海外の詩集というとなんとなく難しい、という印象を持ちがちですが、実は何度か耳にしたことのある詩があったり、習った歌の歌詞だったりと意外と身近なものです。わかりやすい解説がついた詩集も多く、原文・対訳つきは語学の勉強にもなります。枕元に1冊、カバンにも1冊と、お気に入りの詩集を見つけて楽しんでくださいね。